曉2018『睦』の衣装原画を公開します。

衣装って大事ですよね。連を選ぶ上で、人によっては1番の決め手になることもあります。逆に、衣装が変だったら「他の連にしようかな」と思うことも。それぐらい衣装って大事です。

格好良かったり、可愛かったり、お洒落なデザインが良いに決まっていますもんね。てことで、まずは原画(鉛筆画+α)を公開します。僕(まさと)が描きました。3枚あります。

  1. 原画
  2. 原画+説明文
  3. 色詳細(イラストレーターは使えないのでKeynoteで作成)

①原画

1枚目。原画のみです。鉛筆画です。衣装替えして落ちてきた上着は、どんな形をしているのでしょうか。わからなかったのでぐしゃぐしゃっと描きました。

②原画+説明文

2枚目。原画+説明文です。上の原画に説明文を添えました。

③色詳細(丹頂鶴)

3枚目。丹頂鶴の色詳細です。

紫や緑を差し色に使うシミュレーションもしたのですが、素材感と立体感を重視するために、限界までシンプルに削ぎ落としました。足し算と引き算のバランスにいつも悩みます。

研究員は?

実は、ここにあるのは全4役中の3役分のみ。研究員(丹頂鶴の飼育員の正式名称)は、法被に股引とシンプルイズベスト。なので、原画なしです。デザイン画をまた公開しますね。

変更可能性あり。

もちろん、原画なので変更もあります。丹頂鶴の腰巻きは、これだと脚やお股が丸見えになる可能性大。自分でも懸念していましたが、衣装屋からもそう言われました。よって変更です。

  1. ズボン案
  2. スカート案
  3. 腰巻き2重案

04/08(日)のご相談で3案いただきました。シルエット的に「腰巻き2重案」が、理想の丹頂鶴イメージに1番近かったので、この方向でデザイン画をお願いしています。

シルエットも大事。

衣装屋さんから「Xライン」って言葉が出たので、帰って調べてみました。大きく分けると4種類もあるんですね。

  1. Aライン
  2. Vライン
  3. Xライン
  4. Iライン

Aラインは、『うらじゃ』だと『楓』2017の衣装がそうです。上半身がタイトで下半身がボリューミー。『楓』は細かい手技で魅せる振付が多いので、とても似合っていると思います。

2018.03.31(土)〜04.01(日)の『京都さくらよさこい』の動画をご紹介します。楽曲や振付は2018年の『ONIMATSURI』ですが、衣装は2017年のものです。

最後のなすおくんが白になる以外は全員同じ衣装なので、わかりやすいと思います。

一方、曉2018『睦』の丹頂鶴は、その名の通り鶴なので、羽を表現するために上半身の面積が広く大きいです。で、反対に鶴の足は細いので、下半身はタイトにしようという結論に。

というわけで、Vラインの方向で進んでいます。Xラインは、実際の鶴の形から遠いし、上半身も下半身も大きいと見た目的にも動き的にも重いかなと思っての判断です。

デザイン画もお楽しみに。

研究員同様、丹頂鶴や新郎・新婦のデザイン画もまた公開します。研究員のはあるのですが、他の3役のは届いたら…で。

原画やデザイン画やその解説は、曉の幹部や連員は進捗把握と作品理解のために、連をお探しの方々はお好みに合うかどうか…など、いろいろ役立てていただけると嬉しいです。

曉 公式ウェブサイト

曉は、岡山の『うらじゃ』や名古屋の『にっぽんど真ん中祭り(どまつり)』に出場する踊り連です。

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