曉への入連条件は、演者または裏方として最低でも年1回、練習や演舞に参加することです。
曉に入連するには条件があります。
ずばり、年に1回は活動に参加することです。
こう聞くと当然のように思えます。
ですが、意外と「全部の祭りに出ないといけない」,「全部の練習に行かないといけない」,「裏方ではなく演者じゃないといけない」と思う人もいるので、今日はこの話をブログの題材に選びました。
曉は、「いつか『どまつり大賞』を獲りたい」という、野望のような長期目標があります。
短期目標は、例えば去年(2017年)の場合は「うらじゃ最優秀賞・誉(ほまれ)」や「どまつりU-40大賞」でした。
「どまつり大賞」とは、愛知県名古屋市で毎年8月の最終週に開催される『にっぽんど真ん中祭り(通称:どまつり)』の最高賞です。
200チーム以上の中から予選・決勝を勝ち抜いて優勝した1チームのみに与えられる栄えある賞。
曉も「いつか」という気持ちで、それを目指しています。
曉の『どまつり(にっぽんど真ん中祭り)』への挑戦を振り返ってみます。
初出場は、曉4代目の2016年のときでした。
そのときに出場した演者数は約20人。
少人数だったので、「U-40部門」という40人未満の部に応募しました。
近年は、審査グループ1つあたり約12チーム×5グループの約70チームが、しのぎを削っているこの部門。
少人数とは言え、素晴らしい演舞をするチームがたくさんあります。
結果は、予選敗退。
勝てる気配もないぐらいのチーム状態でした。
「来年こそは」とリベンジを誓います。
そして、昨年。
曉5代目の2017年には2度目の出場を果たしました。
そのときに出場した演者数は38人。
「U-40部門」にリベンジするため、39人枠ほぼ満員で出場。
大幕はありませんでしたが、大旗,小旗,番傘と道具も増やして臨みました。
結果は、またしても予選敗退。
「今年こそは」という思いもむなしく、自分たちの未熟さを痛感しました。
一方、「総合賞」と呼ばれる一般部門・総合部門は、100人や150人のチームがざらにあります。
そんな世界に勝負を挑もうとするがゆえ、「無謀だ」とか「無理だ」といろんな人に思われるのです。
けれども、挑戦しなければ失敗もしませんが、成功もありませんし、努力も成長も感動もありません。
「なんでどまつり大賞なんですか?」と聞かれることもあるのですが、「理由はない」,「『獲ってみたい』と思ってしまったから」と答えています。
「なんとなく」とか、そんなもんですよね。
入連条件に話を戻すと、そんな高い目標を掲げてしまったことも1つの要因となっていたのかもしれません。
5代目から6代目に移行している今も、「全部の祭りに出ないといけない」,「全部の練習に行かないといけない」,「裏方ではなく演者じゃないといけない」と思う人が少なくないようです。
もちろん、新歓期だと大学1年生を始め、うらじゃ・よさこい初心者が多いので、本人の部活経験などから同じ質問をされることもあります。
ですが、上を目指すからこそ、何かしらの形で関わり続けられる環境づくりが大事だと考えているので、100%でなくても10%でも1%でも曉で一緒に祭りを楽しめる時間を共有できたら嬉しいなという想いです。
これはずっと変わりません。
「産休」や「育休」のように、「勉休(勉強休暇)」や「就休(就職活動休暇)」や「転休(転職活動休暇)」も、曉では歓迎したいです。
実際に、「うらじゃだけは出たい」とか「ガーデンナイト(※)だけは出たい」とか「どまつりだけは出たい」という声も、僕の耳には届いています。
何せ、僕らがやっているのはお祭りなので、そういう楽しい可能性は最大限に認めていきたいです。
その方が「楽しく優しく強く」という理念にも合っているし、2018年・6代目のテーマにした「共創」にもつながりますよね。
1人でも多くの人に、安心して曉で活動してもらえたら嬉しいです。
渡邊 雅斗(まさと)
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